歯医者の痛いポイントである「麻酔」は治療上必要な処置なのですが麻酔の針を歯茎に刺す瞬間が痛いんです！

そこで注射する歯茎の部分に塗るタイプの表面麻酔を行うことで針のチクッとする感じを和らげます。

麻酔の針が細ければ細いほど痛みは少なくなります。

また麻酔液を注入する速度をなるべくゆっくりにして急激に組織内に麻酔液が入らないように注意して麻酔しています。

ちょっとしたことですが、痛みを少なくする治療のためにはとても大切な配慮の一つです。

歯科治療は皆様が思っている以上に細かく繊細な作業を要します。そのため肉眼では良い治療はできません。高倍率のルーペ（拡大鏡）を使用することで精密な歯科治療を行なっております。

拡大視野下で診療を行うことで、肉眼では見逃してしまうような虫歯や歯の異常を確認することができます。

これまでは歯科医師の「経験と勘」を頼りに診療が行われていましたが、拡大視野下で虫歯治療を行うことで、必要以上に歯を削らない、虫歯の部分だけをしっかり取り除くことができます。

その結果健康な歯の部分をたくさん温存することができ、結果的に歯が長持ちし、歯の寿命を伸ばすことができます。

虫歯治療の基本は、虫歯をしっかりと取り切ること、そして健康な歯の部分をなるべく残すことです。当院では、う蝕検知液と呼ばれる薬剤を使って、虫歯になった部分を染め出しして視覚的に虫歯の部分を確認しております。

これは虫歯の取り残しを防ぐだけでなく、過剰に健康な歯の部分を削らずに済みます。その結果残せる歯の部分が増えますので、長期的に歯が長持ちするという結果になります。

噛み合わせの力が強い方の場合、歯に200kg以上の力がかかることもあります。残っている歯の部分が薄いと割れてしまったり、ヒビが入って虫歯が再発したりします。

それを防ぐためにも、う蝕検知液の使用で歯をなるべく温存できるようにしております。

一度できた虫歯は治療が完了しても再発する可能性があります。そのため虫歯になった元々の原因を考える必要があります。

例えば虫歯治療をしたとしても、再度磨き残しなどがあり、汚れが歯面についた状態が継続すると、また同じ場所が虫歯になる可能性があります。
詰め物や被せ物で治療した場合、ご自身の歯と被せ物、詰め物との境目というものが存在します。その境目に汚れが停滞することで、虫歯が再発しやすいのです。

当院では、保険適応で白い被せ物のCAD/CAM冠や、保険外診療のジルコニアやe-MAXなどのセラミック治療を選択することができます。（適応には条件があり、全ての歯に適応できる訳ではありません。）

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虫歯をとる機械としてタービンと呼ばれる機械（キーンと音のするアレです）で歯を削るのですが、大まかな虫歯を取るのは機械でやるのですが、最終的に虫歯の穴の角の部分や隅の部分はしっかりとろうと思うと余分な部分を削ってしまいます。

それを防ぐためにスプーンエキスカと呼ばれる機械を使い手作業で細かい虫歯の部分を除去していきます。

手作業で虫歯を取ることで、時間はかかってしまいますが、より歯の健康な部分を残して虫歯の取り残しや再発を防ぐ当院のこだわりと思ってお付き合いください。

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